一般歯科 矯正歯科 審美歯科 口腔外科 インプラント 睡眠時無呼吸症候群のマウスピース療法
医院名 | 松翁会歯科診療所 |
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住所 | 東京都中央区大手町1-5-5 大手町タワー地下1階 |
電話 | 03-3201-3362 |
FAX | 03-3201-3250 |
予約診療の有無 | ○ |
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訪問・在宅診療 | × |
外国語対応 | ○ |
手話対応 | × |
バリアフリー | ○ |
急患対応 | ○ |
クレジットカード | ○ |
領収書発行 | ○ |
駐車場 | 東京駅地下駐車場等利用 |
セカンドオピニオン | ○ |
インフォームド コンセント | ○ |
視覚障害者対応 | × |
女性専用窓口 | × |
専門外来 | ○ |
各種保険取扱い | ○ |
明細書発行 | ○ |
歯科医師 | 常勤 4名 非常勤 4名 |
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歯科衛生士 | 常勤 8名 |
歯科技工士 | 常勤 2名 |
東京医科歯科大学
東京歯科大学水道橋病院
虎の門病院
睡眠呼吸障害クリニック
日本医科大学
東京サージセンター(耳鼻科)
歯を切削するための機械であるタービン、コントラ(下写真参照)ですが、毎回異なる患者さんの口の中に入るので、使用ごとに唾液や血液で汚染されている可能性があると考えられます。タービン類の滅菌を患者さん毎に行っている歯科医院は10軒中、3軒しかないと言われています。
理由としては
・コストがかかる
・労力がかかる
・それに対する報酬がない
・滅菌するとタービン類は傷みが早くなり壊れやすくなる
・滅菌しなくても院内感染はしないのでは?と考えている
とりわけコスト面と労力面で問題となります。
松翁会歯科ではタービン類の滅菌を患者さん毎に100%行っています。
まずコスト面のお話を簡単にしましょう。
例えばアルコール清拭のみでよければタービン類の付け替えは必要なく、予備もいりません。
ですから、3台の診察台であればタービン類が10本もあれば診療に支障をきたすことはないでしょう。
ところが患者さん毎に滅菌をするとなると、滅菌中は他の患者さんの治療で使うことが
写真は滅菌前のタービン類で、ほんの一部です。
松翁会歯科診療所ではこのようなタービン類が全部で40~50本あります(診察台は8台ですが)。
これだけあっても同じ内容の治療が重なる時には足りなくなるタービン類がありまして、先週末も久しぶりにやや焦りました。
つまりタービンの数がなければ滅菌システムは組めない現実があります。
タービンは1本数十万円しますから、滅菌するために余分に40本買い揃えて…、となると数百万円単位のお話になってきます。
昨今の歯科医院経営の苦しさを考えると、残念ながら数百万円の出費をパッと即決できる歯科医院は多くないと思われます。またその他に滅菌するには必要な器械類が幾つかあり、それらも買い揃える必要があります。
やっぱりそれらも数十万円します。
そして先にも書いた通り、滅菌したからその分の報酬を幾ら貰える、というのがありません。
ですから滅菌をやればやるほどコストはかかるが、収入は増えない、そして目で見て効果があるのかどうかは分かりにくい。
これが、患者さん毎のタービン類滅菌をしない歯科医院が多い理由の1つと考えられます。