ふじた矯正歯科クリニックホームページ【調布市】

こども歯科矯正

大原則

矯正治療、歯並び、かみ合わせを考える上で知っておくべき大原則があります。

「子供は、大人になっていく、そして大人になる」

矯正治療への入口は非常に重要です。
自分の子供が、将来、大人の矯正をするかどうかはわからないのです。
やるかもしれない。
そうであれば、キチンとした大人の矯正治療ができる医院で、子供の矯正治療を始める方が自然です。

例えば治療費。
大人の矯正を始めるときに、子供のころの矯正料(30万円)分が割引になります。同医院なら(一般的に)。「これなら子供の時の矯正をしてもしなくても大して変わらなかった」という成長結果になってしまった場合、果たしてその診断は?しかもその医院では大人の矯正はやってないといわれ、仕方なく他医院で大人の矯正をスタートする場合にはもちろん大きな割引はのぞめないでしょう。

例えば気持ち。
親御さんが子供を励ましながら1~2年本当に頑張って取り外し式の装置を使ったとします。しかし、「これなら子供の時の矯正をしてもしなくても大して変わらなかった」という成長結果になってしまったとき、それなりの納得ができますか?そのような可能性を聞かされていましたか?がんばった子供も頑張らせてしまった親のこころも傷つくケースがあります。

例えば負担。
歯に矯正力をかけるとリスクがかかります。そのリスクをおしても、やはりこどもである今の時期に早く矯正をした方がよかったのでしょうか?

このように書いてきて、やはり入り口は大事だと考えます。可能性を含めて、治療は連続しているのです。

結局、重要なのは、良い歯並び・かみ合わせの大人(14,5歳より上)になるかどうかなはずです。子供たちが、常に成長していくことを念頭に置いて、
いま治療を始めた方がメリットが大きいのか、
それとも中2・中3くらいまで待ってから治療した方がかえってメリット大なのか、
成長全体の中で、子供の矯正治療を考えなければなりません。
子供のころの矯正治療は、思い出作りの体験コーナーではないはずです。

例えば子供の矯正で、骨に大きな問題があるのにもかかわらず、歯の角度だけで反対咬合や出っ歯を治した場合、
骨の成長がほぼ収まり、大人の矯正を始めようとする時期には、骨の問題を手術以外では治せなくなってしまいます。
そうなると、
なぜ子供の時の矯正で骨にアタックする診断をしなかったのか?
なぜ取り外しの出来る簡易的な装置を選択し、骨にアタック出来る虎の子の時期をみすみす逃したのか?
を悔やむことになります。
ですから子供の時期の診査診断は重要であり、成長全体を考えたものであるべきです。

また、背が伸びる時期にアゴの骨(特に下顎)が伸びると、当然骨に乗っかっている歯も動いて、上下のかみ合わせだって変ってきます。かみ合わせがどんどん変わっている時に、ガチッとしたかみ合わせを目指す!大人の矯正なんて、到底スタートできませんよね。ましてや、最終手段である抜歯をする矯正治療をするなんて・・・。

「ヒトの歯は、一生、自然と、動き続けている。」

このことを知らない方が、割りと多いように感じています。
歯が 動く方向や動く量は、さまざまな要因によって変わってきます。

「動き続けている中で、最も動く時期はこども時代。」

乳歯から永久歯へ歯のはえ代わりがあり、歯のユニットを乗せている骨、つまり上顎の骨・下顎の骨が大きく成長している混合歯列期は、激動の時期と言えるでしょう。

ですから、はえてきた歯の位置や向きで一喜一憂する必要は無いと思います。
歯は動くのです。
例えば、下の前歯が一本だけ内側にはえてきちゃったとします。この前歯を平らに並べるのは、矯正医にとっては簡単なことです。「先生、きれいになりました!」と患者さんたちは一時的に喜んでくれるかもしれません。
でもその後、はえ代わりや骨の成長などによって
再びガタガタになる可能性は十二分にあるわけです。
なんせ、最も動いている時期ですから(思い出作りになっちゃいます)。

「装置は、お薬」

体調が悪いと、内科の医者さんで問診や触診、各種検査をしていただき、先生に診断していただいて、治療としてお薬や生活上の注意をいただきます。
これを矯正治療に置き換えて考えてみると、診査後の診断の際にでてくる装置の選択は、まさにこのお薬の処方と一緒です。
「○○ちゃんは、取り外しの装置なんですけれど・・・」は、
「○○ちゃんと同じお薬がいいのですが・・・」ということになります。
矯正相談に来ていただいた方に、そのような事情を説明するのですが、お母さん・お子さんの頭の中で「お薬=矯正装置」は成立しないようでして、「なんだよ出来ないのかよ」って空気になったりします^^;

取り外し式の装置は優しい?!

取り外し式の装置は、こどもに対して優しい装置であるとの印象を持たれる方が多いように感じます。確かに接着剤でつけてしまう固定式の装置は、わが子に負担を強いてるような印象です。
しかし、取り外し式の装置のもっとも大きな欠点は、装置を着け続けなければいけない点にあります。簡単に外せてしまうのに、子供が自分を律して管理する。出来なくなってくるとご両親がコントロールせざるを得ません。きちんと使えないと、治療とは呼べない結果になってしまいます。治療の大きな部分をお子さんと保護者の方が負うことになりますね。
当院でも取り外し式の装置を処方することがあります。「使い続けないと結果が出ないんですよ」としつこくしつこくお話ししてから、治療開始のためのサインをいただきます。それでも患者さんや保護者の方と微妙な関係になるのは、いつもこの取り外し式装置です。

基本情報

ふじた矯正歯科クリニック
院長藤田 芳章

182-0026
東京都調布市小島町1-11-2

042-489-8849

診療科目
矯正歯科、予防歯科
休診日
木曜日・祝日
アクセス方法
京王線調布駅北口から徒歩約2分

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