歯科治療には、大きく分けて2つの方法があります。健康保険が適用される「保険診療」と、費用が自己負担となる「自費診療」です。その違いは治療費だけではありません。保険診療では使用素材や治療法や施術時間などが制限されるのに対し、自費診療では制限が一切ないため保険診療に比べて治療の精度が高くなります。
治療で入れた詰め物や差し歯には食事のたびに大変な力が加わるうえに、熱い・冷たいといった食事の温度変化に対する耐性が求められます。保険診療は費用負担が小さいために選択されやすいですが、長期間過酷な環境に耐えうる口腔内を維持することは難しく、近いうちに同じ治療を繰り返す可能性も否定できません。そのため、長期的にみれば良好な口腔内環境を維持しやすい自費診療がよいこともあるのです。
世田谷区奥沢の歯医者「自由が丘 かなざわ歯科医院」では、初めて来院される患者様に口腔内所見をお渡ししております。口腔内所見には、患者様のお口の中の現状、考えられるトラブルの原因、必要な治療法など、最善の治療法を選択していただく手助けとなる情報が記載されています。当院では、この口腔内所見を用いて最適な治療法をご提案しております。
歯科診療は、“点ではなく線で診る”ことが重要です。たとえば、虫歯になった歯を治療するだけの対症療法は、「点」でしかありません。しかし、その原因となった食生活や歯並び、ブラッシングなどのケアの仕方、歯周病などすべてのリスクや原因を精査して包括的な治療を行うならば、それは「線」で診る治療となりえます。
当院では予防に観点を置き、いつまでも健康な口腔内環境を保っていただけるよう、スタッフ一同最善を尽くします。
