勤務医時代を経て開業し、様々な患者さんと接する中で、入れ歯の限界を感じたからですかね。もちろん入れ歯を入れて満足されている方もいらっしゃるのは事実ですが、自分の歯の感触とはまったく違うんですよ。
-勤務医時代から力をいれて勉強されていたんですか?
学生時代からインプラントについては熱心に勉強した分野じゃないかなぁ。勤務医時代はインプラントに力を入れている先生の下で勉強していました。
-余談ですが、学生時代は勉強一筋だったんですか?
いや、学生時代はラグビー部でがっつり汗ながしてました!サーフィンなんかもトライしてみたりと、スポーツは大好きなので、色々と挑戦していましたね。
-今でも?
今でもサーフィンは続けていますね。ラグビーもつい先日OB会で試合をしましたよ。久々なので、体力つけがてら、ジョギングも始めるようになりましたしね。やっぱりスポーツはいいですね。
-一番難しかったと手術は?
どれも難しいですよ。簡単な症例なんて一つも
ないと思っています。
インプラントの一番の目的は、残存歯の保存なん
です。周りの健康な歯を削らず、抜かずに行う、最
低限の治療法というところなんですよね。
-リスクもあるインプラント手術はやはり緊張されますか?
もちろん!常に緊張感もって集中する事を意識していますね。
大学時代のラグビー生活で培った集中力が今も活きているのかも。
-リスクを回避するために?
やっぱり術前・術後の診療診断ですね。不安もっている方には、しっかりカウンセリングし、不安のない状態で手術を行うようにしています。それから、全ケース静脈沈静専門の麻酔科の先生を呼んでいるのも、リスク回避と、患者さんが安心して手術をうけられる点ではないかと思っています。あとは手術した日に患者さんに電話する事を開業してからずっと心がけています。
-それは患者さんも安心ですね。
安心して頂いてるといいのですが。笑 インプラントをうける方は年配の方がおおいですからね。一人暮らしの人もいますし、術後の経過は一番気を張らなくては。電話して、音沙汰がない時は、ものすごく心配しましたよ。
-大丈夫だったんですか?
大丈夫でした。次の日何事もなく、健診にこられましたよ。でも、心配だったので、電話にでなかった時は、すぐに自宅まで訪問し、様子を見に行ってきました。一人暮らしの方は何があるかわからないですからね。来院時だけでなく、しっかりコミュニケーションはとっていかないとと思った瞬間でしたね。
術前・術後の診療診断さえしっかりすれば、インプラントは安全なものです。私が、いつも思うのは、家族や自分だったらどうか。事故や歯周病で歯を失ってしまった時どうするか。最善かつ最低限の治療で負担をなくしたい。それが、インプラント治療だと考えています。家族と一緒の食事、人前で思いっきり笑える、友達との旅行にだって思いっきり楽しめる。そんな人生が変わるようなお手伝いを家族に治療するという気持ちで取り組んでいます。
一言ではなかったですね。笑