●一般歯科
虫歯や歯周病、口腔内のケガなどの治療に対応した診療科目で、歯科医院ではもっとも一般的なものです。基本的に「歯医者に行く」と言えば、この一般歯科を受診するという意味になります。
保険診療と自費診療に2分化されており、それぞれ使用できる治療法や歯科素材が異なります。
●小児歯科
乳歯が生えたはじめたばかりの乳幼児から、だんだんと永久歯に生え替わっていく小学生までに対応した診療科目です。乳歯・永久歯の虫歯治療のほか、予防も行っています。
また、将来的に子どもの歯が正しく生えるように促すことも小児歯科の大きな役割です。
●予防歯科
虫歯や歯周病などにかかってから治療するのではなく、発症する前に防ぐことを目的とした診療科目です。専用機器や技術によって、普段の歯磨きでは届かない場所までケアします。
さらに、フッ素塗布で歯質を強化することで、長期にわたって虫歯や歯周病を防ぐことができます。
●審美歯科
歯の色や形などを整えて口元を美しくするとともに、機能を回復することを目的とした診療科目です。タバコのヤニやコーヒーなどによる歯の黄ばみを白くできるほか、小規模であれば欠けてしまった歯なども改善できます。
●義歯(入れ歯)
義歯が外れる、落ちる。あるいは、残っている歯に義歯を引っ掛けて安定させているが、口を開くと金具が見えてしまい思い切って笑えない。
……そんな悩みを解決するために、当院では生体シリコンを使った義歯、見える場所は金具を使わない義歯を提供しています。
●歯周病治療
歯周病は歯周病菌の存在によって起こる。だから歯周病菌を退治すれば歯周病は良くなるはず。…なのですが、歯周病が克服された、などの話は聞いたことがありません。なぜでしょう?
それは『歯周病は性感染症である』と言う認識がなされていないからではないでしょうか。
●往診
昭和59年から歯科往診を続けています。最初の頃は「歯科でも往診があるのですか」と珍しがられましたが、現在は往診する歯科医も多くなり喜ばしいことと思います。
でもまだ歯科往診をご存知ない方のために書きますと、私の場合、寝たきり老人、あるいは障害を持った方など、通院が困難な方の自宅にうかがって治療しています。