入江歯科クリニックは、この神奈川区入江に開院しまして、１５年（平成２年開院）になります。
地域に根ざした歯科治療ということをモットーに、お子さまからご高齢者までの幅広い年齢層の「かかりつけ医」を目指しております。
患者さんはいろんな種類の不安を抱えて来院されます。たとえば、この虫歯は抜かなくてすむだろうか？私の歯槽膿漏はどうなっているのか？最近歯がしみるのはなぜ？そういえば最近硬いものが食べられなくなった気がする、なぜ？この歯の黒い部分は虫歯なの？などなど。不安の多くは情報不足が原因です。
入江歯科クリニックでは患者さんの口の中の問題点を理解してもらうことから治療をスタートします。具体的には各種レントゲン写真や口の中のデジタル画像、あるいは手鏡などを使用して、なぜそうなったのか？どうしたら治せるのか？その後はどうメインテンスしていけばいいのか？この３つのことを中心にしてお話していきます。そして患者さんは十分に理解したうえで治療方法を選びます。
８０２０運動は日本歯科医師会が推進している８０歳で２０本以上の歯を残そうという運動です。８０歳で２０本は今の４０歳代と同じくらいの数の歯が残っているということで、とてもすばらしいことですね。その達成者の方々に共通している点は、とてもその年齢には見えない若々しさがあることです。いかに歯がその人の健康に関係するかが分かるような気がします。またお口の中の特徴として咬み合わせに大きな問題が無いことがあげられます。これは正しい咬み合わせが、歯の本来の機能を十分に引き出し、健康に寄与し、かつ歯自体も長持ちしていることを示しています。したがって入江歯科クリニックでは、歯科の治療のゴールは正しい咬み合わせの実現にあると考えています。そして生涯自分の歯で何食べて健康に生き抜く！
審美歯科、インプラント治療に目を見張るものが！
近年、歯科医療の技術や器機の進歩には目を見張るものがあります。接着技術のものすごい進歩による審美歯科の発展、それは「天然歯と同じような色調や形」を実現しただけではなく、歯科の治療を「できるだけ歯を削らない方向」に導きつつあります。
インプラントは近年、その安全性が確立されました。ただし安全のためにはきちんと診査することが肝心です。どんなところにでもインプラントを埋めることができるわけではありません。メーカーも数多く存在しますが、その中でも信頼できるメジャーなメーカー（ITI ストローマンインプラント）を使用し永く使用しても安心していただけるものをご提供しています。またインプラントの特に難しいケースでは鶴見大学歯学部のインプラント科と共同で治療を行うシステムにしています。
当院は予防歯科的な視点を重視し、小児の場合はシーラントやフッ素塗布を行ない、積極的に虫歯を防いでいます。また、成人の場合は定期的なメンテナンスとして、PMTCという歯科医院で行なう専門の歯のクリーニングに力を入れています。PMTCを受けることで歯にこびりついた無数の細菌（虫歯 歯周疾患の原因菌）を一掃し、かつ茶渋やヤニなどの軽度の着色も白くできます。
こうしたメンテナンスは、１０年くらい前から行なっていますが、近年は患者さんの歯の健康に対する意識がすばらしく向上してきていることが実感されます。たとえば入江歯科クリニックではハガキをお出しして検診の時期が来たことをご案内していますが、相当に高い比率で、歯科検診、PMTC、フッ素塗布やシーラントのためにご来院されるようになりました。かつての痛くなったら治す という時代は完全に過ぎ去りましたね。今のお口の中のよい状態を維持するために努力するのが予防歯科なのです。
