口腔内の外科治療を行います。親知らずが気になる、口の中が痛む、膿がたまっている等お口の中のトラブルがありましたら、ご相談ください。治療対象は下記になります。
抜歯
埋伏智歯、埋伏歯、過剰歯などの難抜歯。
炎症
智歯周囲炎、歯性上顎洞炎、骨炎、骨髄炎、
歯周炎etc
※また、精密検査や入院手術が必要な場合は、専門病院をご紹介いたします。
親知らずは第3大臼歯とも智歯ともいい前から8番目に生えてくる奥歯のことです。顎が小さくて斜めや横に生えていたりまっすぐ生えていても歯の上に歯肉が被っていたりする場合は歯と歯肉の間に細菌が繁殖したりして腫れたりするのです。また炎症ではなく虫歯になっていて痛いときもあります。親知らずはかみ合わせにも悪い影響を及ぼすこともあります。
炎症がおきているときはすぐに歯を抜くことはできません。抗生物質で消炎後の治療となります。親知らずで不安のある方は、トラブルになる前にご相談ください。
1.まずは親知らずと横の歯の状態を検診いたします。レントゲン撮影で奥歯の状態を確認する方法が一般的です。その後、状態と治療プランをご説明致します。
2.炎症のある方はすぐに治療ができませんので、抗生物質などの薬を数日服用していただき消炎後の治療となります。
3.2回目以降はある部分だけ削って済む場合もありますし、抜歯をしたほうが良い場合もあります。但し、抜く場合には出来る限りの検査・分析をし、本当に最適だと判断した場合に限られます。抜歯の場合は、痛みの少ない麻酔をして行います。手術の時間は15~60分程度です。※抜歯後は痛みを伴います。
4.最後にかみ合わせなどをしっかり確認します。痛みや違和感がなく、正常に物が噛めるようになったら終了です。
1.腫れ
大きい飴玉を頬に含んだ感じ。アイスノンなどで急激に冷やしてはいけません。 冷やすのなら濡れたタオルや冷えピタくらいで。術後、お酒を飲むと腫れがひどくなります。 ※急激に冷やしますと腫れた部分にしこりが残ります。
2.疼痛
痛みのピークは当日麻酔が切れてから人によっては1週間近く痛む人もいます。 ※抜歯後、痛みが起こる前に予防的に鎮痛剤を飲むことをお勧めします。
3.出血
唾液に薄い血が混ざる程度の出血が翌日まで続くことがありますが、この程度でいたら大丈夫です。出血が止まるまではあまり口をすすがないで下さい。固まりかけた血が流されて、血が止まらないばかりか、痛んだり治りが遅くなることがあります。また、抜歯後飲酒・運動などは控えてください。
4.開口障害
抜歯後は口を大きく開けにくくなります、また冷やしすぎるとなり易いです。数日たちますと、症状はなくなります。
5.その他
稀に、頬から首にかけて打ち身のような青あざができたり、食べ物を飲み込む時に痛みを伴ったり、下唇の感覚が鈍くなることがあります。
ながしま歯科では昭和大学横浜市北部病院 歯科・歯科口腔外科と医療連携を行って おります。
精密検査・入院手術などが必要な場合はご紹介いたします。