歯科医院の水って本当にきれいなの?
「当院は、あらゆる治療を無菌で行えるように開発された水と、医療設備を導入しています。」
だから、本当にきれいです。
簡単に説明します。
「家の水道の蛇口から出る水道水をあなたは飲みますか?」
現在、多くの方が浄水器を使用したり、水を買ったりして飲んでいると思います。
日本の水道法は、きっちりした基準を持っていて、家の給水口まではとてもきれいな水が供給され
ています。ところが、家の中の配管や給水タンクが錆びていて、結局蛇口から出てくる水は古い家
であればあるほど汚染されているのはご存じのことと思います。
歯科医院も全く同じ問題が起きています。
治療器具の先端に浄水器をつけられれば良いのですが、それは不可能なので、たいていの場合、
ユニットの給水口に浄水器をつけています。(その他、水除菌フィルター・エアータービンの逆流防
止装置・スリーウエーシリンジ末端の使い捨てチップの採用なども行っています。)
しかし、それでもユニットの中の配管の汚れは完全に除去することはできませんでした。
そこで、当院は以下の設備を整え、完全に無菌な状態を維持することを可能にしました。
あらゆる水を殺菌水にし、配管内を無菌化する。
すべての配管をフッ素コーティングし、配管の劣化を防ぐ。
ここで、少し心配になった方もいるかと思います。
ここで、少し心配になった方もいるかと思います。
「殺菌水が治療に使われているということは、
治療に使われている水を飲んだりすると身体に悪いの?」
答え 「大丈夫です。」
当院で使用している殺菌水は、
当院で使用している殺菌水は、次亜塩素酸水(中性電解機能水)です。
次亜塩素酸は、人体に元来備わっている殺菌成分です。人間の体内で、白血球が細菌を殺す
過程で主に作用するものです。次亜塩素酸を用いた治療法は、この殺菌力と安全性に着目した
治療法なのです。
この設備が厚労省によって義務化される日も近いとは思いますが、導入には大きな設備投資を
必要とするため、義務化されていない現在は、残念ながら、現在7万件ある歯科医院のうち
数百件しか導入していません。
厚労省が積極的援助し、この設備が国内の基準になることを切望しています。