右の写真は、十数年前、当院に治療にみえたお母さんとそのお子さんとの微笑ましい一コマを撮影させていただいた写真です。
優しくお子さんを包み込むお母さんと、お母さんのひざの上ですっかり安心した様子のお子さんを撮影させていただきました。
そのときからずっと「いなげ矯正歯科医院はこんなふうになりたいな」と思ってきました。
医療従事者がこのお母さんのようになり、患者さんを包み込むような雰囲気で治療を進めていきたい 私たちはそう考えます。以来この写真は、いなげ矯正歯科医院のシンボルです。
矯正歯科治療を成功させるためには、患者さんの協力は欠かせません。 治療を成功させるという一つの目標に向かい、患者さんと医療スタッフが力を合わせて歩むのです。 しかしそのためには、私たちが、患者さんに信頼される医療スタッフでなければ、 より良い関係を築くことは難しいでしょう。
より良い関係を築き矯正歯科治療を成功に導くための三段階の構図を考えています。
第一は、安心できる診療所、素直に医療従事者に頼れるような診療所の提供です。患者さんにとっての弱さも本音も含めたありのままの自分が認められる場でありたいと考えます。
次に、矯正歯科治療成功という同じ目標を持ち、 悩みを打ち明けたり一緒に成長できる患者仲間や医療従事者を見つけて話し合えることが大切だと思います。
最後に、矯正歯科治療成功に向かって共に歩むこと。
つまり、安心できる場所で、フランクに率直に対話をしながら、矯正歯科治療のゴールに向かって共に歩むいなげ矯正歯科医院は、そういう診療室になりたいと考えています。
また、歯科医として技術的に自己研鑽し続けることはもちろんですが、一個人としても、人間的により魅力ある存在となるよう絶えず努力すべきだと思っています。そして、より多くの患者さんに寄り添うことのできる矯正歯科医になりたいと、私は考えています。
