たまプラーザで開業してから7年の時が経過しました。その間、多くの患者さんに恵まれまして、歯科医師としてとても充実した時間をおくることができました。心より感謝しております。以前の私は患者さんをお迎えするとお口の中を審査診断して、私が修得してきた歯科医師としての技術と知識を最大限発揮することがプロフェッショナルな行為と思っていました。今もその思いは変わることはありませんが、技術と知識に加え患者さんひとり一人の幸福を考えて、その方に最適な治療方法やメンテナンスを考えるようになりました。
こういう思いに到ったのも、この7年の間患者さんに真摯に対応して、その過程から教えをいただいてきたからです。お子様や家族の方のお口の健康と美しさ、さらに将来のことを思う保護者と家族の方の思いに触れてきました。7年を経過した現在は、一口腔一歯単位で患者さんの治療計画を考えるだけではなく、患者さんを全人的にとらえて歯科医療サービスを提供することがプロフェッショナルと思うようになりました。
どうぞリ二ューアルしました当院ホームページで、私たちの思いをご確認ください。
近年の歯科医療は、技術の発達により、機能的な入れ歯・インプラントなど、歯を失ったり削ったりしても、以前よりは快適に過ごすことが可能になりました。
しかし、見た目はもちろんのこと機能性を見ても、人工のものが、天然の歯にかなうはずがありません。
いつまでも自分の歯で噛んでほしい。子供たちの未来の歯を守りたい。
このような考えの下に、私どもは自然美を最優先にした診療を行なっております。
これまでの歯科医院といえば、歯が悪くなってから行くところでした。
悪くなった歯を削り・つめるというのが一般的なイメージではないでしょうか。
自然美を保つということからすれば、このような治療をしなくて済むのが理想です。
そのため、当院では予防を積極的に取り入れ、むし歯・歯周病になる以前からのメンテナンスを行なっております。
「削らなくて済むものはできるだけ削らない」「残せるものはできるだけ残す」というのが、当院の考え方です。
治療になる前も、治療が終わってからも、定期的にメンテナンスをし、できるだけ自然なままの姿を守っていきたいと考えます。
どのような予防・治療でも、患者さんの個性を理解していなければ、成果は発揮しません。
審美修復や高度な技術を伴う治療では、とくにこのことが重要になります。
患者さん1人1人とたくさんお話をさせていただき、医学的な情報はもちろんのこと、ご要望や疑問を把握したうえで、納得いただいたうえで治療いたします。
お互いの顔がいつも見える、身近なかかりつけ歯科医として、お付き合いしていきたいと考えています。