私は大学 ではクラウン・ブリッジ学講座という医局に在籍し、いわゆる審美歯科や義歯（入れ歯）・咬み合わせ・顎関節症・インプラントなどを学び、大学病院で診療に従事していました。
この経験を糧に地域医療に貢献したいと思っております。必要に応じて大学病院でも受けられるような治療を提供し、治療の方法や状態を分かりやすくご説明したいと思います。
皆さんは歯医者での治療はどのようなイメージをお持ちでしょうか？多くの方が痛い、怖い、何をしているのかわからない、時間がかかる・・・・などではないでしょう？か
もちろんそういう側面があることは否定できません。しかし、それは虫歯や歯周病といった病気が進行してしまい炎症を起こしたり、歯に穴が開いてしまったりという状態で起きることなのです。もし、そのような状態になってしまったのなら、頑張って治療しなければいけません。虫歯などは残念ながら勝手に治ってくれる病気ではないからです。
ただ、これからは病気にならないために・病気が小さいうちに治療するということが大事な時代になっています。最近の歯科での問題点に、歯科で保険診療時に使える病名が少ないということがあります。どういうことかと申しますと、例えばお医者さんに行って皆さんが「血圧が高いですね。高血圧です。」と言われたとしましょう。皆さんも「血圧が高くなってしまったので薬を飲まなければいけない。」と思うのではないでしょうか？
ところが実際は高血圧という病気はないのです。これは血圧が高いという検査値を基に、この状態が長く続けばその先に本当の病気があるのでそうならない様に予防しましょう！という意味合いでの病名ということです。高血圧や高脂血症が長く続けば、脳梗塞・心筋梗塞・脳内出血や心不全につながりますし、高血糖が続けば糖尿病です。
歯科では残念ながら、この予防的意味合いの病名がない！ということが先程述べた問題点として話題に上っているのです。虫歯も黒くなったり穴が開いたりする前に、予防的病名・例えばう蝕（虫歯）菌症とか、歯周病菌増殖症などがあれば広く皆さんに浸透し、結果歯医者の悪いイメージにも明るい兆しが見えるのに・・・と思うこの頃です。
前置きがかなり長くなりましたがしっかりとした治療をし、また予防にも力を入れ長期的な視野で皆様の健康を維持できるようお手伝いしたいと考えております。些細なことでもご相談くだされば幸いです。
＜牛山 恒夫＞
歯学博士
日本大学歯学部卒業
＜牛山 健一＞
平成７年日本大学歯学部卒業
日本大学歯学部クラウン・ブリッジ学講座入局
平成１２年牛山デンタルクリニック開業
現在 日本大学歯学部クラウン・ブリッジ学講座非常勤
所属団体
日本歯科医師会会員
顎咬合学会認定医
日本補綴学会会員
趣味
ゴルフ、旅行
