●問診
問診表に記入いただきます。
現在の状況のみならず、過去の治療についてや持病、服用中のお薬などをお知らせください。
ご家族についても尋ねる事があります。
歯科治療と言っても、口は体の一部。全身状態と密接な係わりがあります。
●診査
現在の状況を診査します。
レントゲンの撮影や歯周検査をすることにより状況を把握します。
歯周病の進行程度を把握する事は、治療計画の立案や将来的なお口(歯)の「もち」を知る上で非常に重要です。
※歯周検査とはプローブという器具を用い、歯と歯肉の間の溝(ポケット)の深さを測ります。
●治療計画の立案
診査によって得た情報を基に、治療の計画を立てます。一ヶ所だけが悪いように思えても、全体を考えて計画をしないとその場しのぎの治療になってしまいます。短期、中期、長期と3つのステージに分け、必要な治療を提案したいと心掛けています。インフォームド・コンセント(説明と同意)を大事にし、患者さんと相談しながら治療していきます。
●治療開始
立案した計画に沿って治療を行います。
治療の途中で状況が変化する事もあります。その際は、その都度相談しながら対応していきます。
●定期検診
治療が終了してひとあんしん!ではありますが、実はここからが大事。歯と歯の間などは気が付かないうち虫歯が進むこともあります。
歯周病の定期検診(メインテナンス)や虫歯の予防など、治療が終了した後の定期健診がお口の健康維持に重要です。