かとう歯科ホームページ【千葉市/美浜区】

歯周病・歯槽膿漏

歯槽膿漏(しそうのうろう)と歯周病って、別の病気?

現在の日本歯周病学会はその昔、日本歯槽膿漏学会という名称でした。昭和34年から40年代前半まではそれが正式名称だったわけです。その後、日本歯周病学会となり、現在に至っています。ですから、同じ病気です。
「歯槽膿漏」といえば不治の病でしたが、今ではじゅうぶんに治療可能な病気です。しかし、現在でもキチンとした治療法で対応してくれる歯科医院は多くはありません。一番の理由は患者さんに禁煙してもらい、キチンとした歯磨きをしてもらわない限り、治らないからだと思います。当院では開院以来一貫して歯周病に積極的に取り組んでいます。
自分の歯で一生過ごしたいと強く思っている方のための歯科医院です。

遺伝なの?伝染だって??歯周病の新知識

歯周病は長らく不治の病でした。原因がわからず、骨の病気であるとか、歯ぐき自体の病気であるとか考えられてきました。歯周病の原因が口腔内細菌であることが証明されたのは1964年です。しかし、病気の原因がわかった今でも歯を失う理由のNo.1です。 どうしてそんなことになるのでしょう?それはキレイな口腔衛生状態を作り出すことが難しいからです。発病の初期には痛みもなく、自覚症状もほとんど無く経過します。出血や口臭がある方は早めに受診してください。症状を自覚する頃には手遅れで抜歯となることが多いのです。
特定の細菌による病気であれば、その細菌が伝染しないようにすれば良いのですが、感染源は母親(7割)、父親(3割)なので、遠ざけることはなかなか難しいのです。近年のDNA検査により菌の由来を調べることができるようになったのです。歯周病の患者さんの中には「遺伝ですから・・・。」と言う方もいますが、正しくは「遺伝病」ではありません。 「伝染病」なのです。残念ながら今のところ子供への「感染」を防ぐことは難しいようです。ですから、まず、お母さんがキチンと治療し、子供に歯磨き、定期検診の大切さを伝えればよいのです。正しく理解して頂きたいのは「感染」と「発病」は違うということです。正しい生活習慣と定期検診こそが最大の予防なのです。

地味でマジメな治療法

なんと言ってもプラークコントロールが必須です。
今の日本で歯みがきをしていない人はいないでしょう。では、なぜ成人の90%もの人が歯周病に罹患していると言われているのでしょう。 それは「歯みがき」が不充分なのです。 歯ブラシに歯磨き粉をいっぱい付けてゴシゴシ磨くことを「歯みがき」と思っている人が多いのではないでしょうか? まずは、あなたの「常識」を疑うところから始めましょう。「歯みがき」に「歯磨き粉」はいりません。あなたが思う「歯みがき」と我々が指導する「歯みがき」は意味が違うのです。

絶対必要定期検診!PMTC

歯周病の長い治療が終わった方へ残念なお知らせです。
今後、一生、3ヶ月に1回来院してください。
「もう治ったよ!」と思っている方、よーく思い出してください。あなたは歯周病の始まりを自覚できましたか?悪化するのを認識できましたか?どうでしょう?自覚できなかったから「長い治療」が必要だったんですよね。と、いうことは今度発病してもわからないですよね。定期検診こそが歯周病の治療の中で一番重要な治療なんです。
歯科衛生士があなたをサポートします。

基本情報

かとう歯科
院長加藤 昭浩

261-0005
千葉県千葉市美浜区稲毛海岸4-14-5-103

043-243-4182

診療科目
一般歯科、インプラント、矯正歯科、審美歯科
駐車場
駐車場有ります。受付にお尋ねください
休診日
日・祝祭日 ※祝祭日のない水曜日は休み
アクセス方法
最寄り駅
JR稲毛海岸駅・JR稲毛駅・京成稲毛駅

MAP



歯医者情報 デンタルシティ