歯周病のこと、正しく理解しましょう
最近、歯磨き粉のCMなどの効果もあり多くの人に認知されはじめた歯周病。しかし歯周病の怖さを知っている人は少ないのが事実。歯周病は、実はかなり進行しないと痛みなどの症状が出ず、気づいたころには大がかりな治療が必要になることが多い病気なのです。歯周病は自覚しにくいので放置しやすく、最終的に歯が抜け落ちてしまうという結末を迎えることもあります。その裏付けとして、虫歯を抜いて、歯を失う原因の第一位にもなっています。
もし、以下の症状がみられるなら、あなたも一度歯周病を疑いましょう。ひとつでも当てはまる方は一度おさらぎ歯科までご相談ください。
歯周病の進行状況
歯肉炎
歯ぐきが炎症を起こしていますが、まだ骨は溶けていません。
↓
軽度~中等度歯周炎
歯と歯ぐきの間に歯周ポケット(4~5mm)ができ、あごの骨が溶けはじめます。症状としては、歯のグラつきや腫れなどがみられます。
↓
重度歯周炎
あごの骨の大部分が溶け、何もしなくても歯がグラグラするようになったら末期です。歯根が露出し歯ぐきが膿みはじめ、歯を咬み合わせるだけで痛みが走ります。歯周ポケットが6mm以上になると、ほとんどの場合抜歯が必要になります。
当院の歯周病治療
ご自宅での正しいプラークコントロール(ブラッシング)と歯科医院での定期的なPMTCによって治療します。
軽度~中等度歯周炎と重度歯周炎の治療
スケーリング……歯ぐきの周囲のプラークや歯石を除去する
ルートプレーニング……歯ぐきの周囲のプラークや歯石を除去して歯根面を滑沢にする
フラップ手術……麻酔をして歯肉を切開し、直視下で歯石を除去する
咬合調整……細かい咬み合わせを調整する
レーザー治療……CO2レーザーを照射して炎症を除去する
連結固定……グラつきのある歯を健康な歯に固定して、グラつきを抑える
症例紹介
おさらぎ歯科が治療した歯周病の症例をご紹介しています。