ここでは、当歯科医院の矯正治療における基本的な考え方をお示ししたいと思います。
1.矯正治療を通して、長期にわたる口腔内の健康を維持しやすい環境を整えることにより、患者さんが本来持っている健康で美しい口元を獲得する。
歯並びの凸凹、捻れが無くなることで、日頃の歯みがきなどのお手入れが簡単になり虫歯、歯周病の予防になる。
奥歯から咬み合わせを整えることで、食べ物がよく咬めるようになり、十分な量の唾液とよく混ざり消化を助け、胃腸への負担も軽くなる。
口元の緊張を改善することで口呼吸から鼻呼吸への循環を整え、口腔内の乾燥を防ぎ、唾液の自浄作用を発揮させる。
2.成長発育期のお子さんの治療は、それぞれのお子さんの永久歯の歯並び、咬み合わせを経験に基づき予想して、この時期に1度治療を行っておくことで永久歯での治療が必要で無くなる場合もあり、たとえ治療が必要になっても永久歯での治療がよりよく終われるように治療または定期観察を行う。
成長発育をしていく上で、妨げになることを取り除く。（癖、反対咬合など）
何らかの理由でできたズレを戻す。（乳歯の早期喪失による永久歯のズレなど）
頭、上顎、下顎の骨の成長のバランスの改善を行う。
3.患者さんが気になっている部分のお話をしっかりお聞きした上で、主訴と矯正の専門的知識、経験を元に計画した治療方針、治療方法、治療期間、治療費用などの説明を十分行い、患者さんに納得していただいた上で治療を行う。
4.矯正治療期間中の歯みがき、歯間ブラシなどの練習により、治療中はもとより治療後の虫歯、歯周病の予防へ繋げる。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。まずは、ご相談だけでもお気軽にお越しください。
●院長略歴
1986年 3月 福岡歯科大学 卒業
4月 福岡歯科大学矯正歯科 入局
1987年 3月 福岡歯科大学矯正歯科 退局
4月 九州歯科大学矯正歯科 入局
1989年 10月 THE TWEED COURSE 修了
1990年 7月 MULTI LOOP EDGEWISE COURSE 修了
11月 LEVEL ANCHORAGE COURSE 修了
1991年 6月 EDGEWISE講習会 受講
1992年 3月 九州歯科大学矯正歯科 退局
野田矯正歯科医院 開院
現在に至る
