院長
粕谷幸生(かすやゆきお)
歯学部卒業後、永年にわたり、口腔外科に携わってまいりましたが、平成14年4月、出身地である当地(名古屋市瑞穂区)にて、開院いたしました。
現在の歯科医療に関しての種々の問題。開業歯科医の意識、技術、知識。また病院歯科口腔外科における諸事情。大学の医局、病院勤務時代に、自分なりに多くのことを考え、学び、理想をもって、当院を開設しました。
患者様をはじめ、関わりを持った人々が幸せになれるよう考え、努力し、地域歯科医療の一端を担って、社会貢献をして参りたいと考えます。
今までに、お世話になった多くの方々に感謝申し上げますとともに、今後ともよろしくご協力お願い申し上げます
1.口腔外科治療
口腔外科に関しては、十数年勤務してきた、口腔外科の知識、技術、経験をフルに活かして治療を提供いたします。
インプラント手術、埋伏歯抜歯、粘膜疾患など、入院が必要なもの以外は、病院歯科口腔外科と同じレベルの治療が可能であると自負しております。
特に、最近ではかなり一般化してきた、インプラント治療では、顎骨の不足を補う、骨造成まで自院にて行います。
2.幅広い治療範囲
一般歯科治療の他に、口腔外科だけでなく、矯正治療、審美歯科治療、ホワイトニング、歯周病治療から予防歯科、睡眠時無呼吸症候群のスプリント、スポーツマウスガードに至るまで、それぞれにおいて、確かな知識、技術、特長をもって、治療を行います。
3.各分野において特長的で、レベルの高い治療
インプラント治療においては、骨造成など外科的な技術のみならず、より審美的な歯の回復、しっかりしたメインテナンスを行います。
矯正治療においては非抜歯、可撤式装置、あるいは見えない矯正装置を用い、一般的に考えられている矯正治療とは異なる考え方、方法で行います。
一般歯科治療でも、痛みの少ない麻酔方法、全顎的な咬合再建など、どの分野の治療においても、程度の高い、特色をもった治療を提供しております
昭和36年5月 | 23日生 |
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昭和62年3月 | 徳島大学歯学部 卒業 |
昭和62年4月 | 名古屋大学医学部口腔外科 入局 病棟、麻酔研修を研鑚。腫瘍グループに所属、臨床、学会発表を行う。 粘膜疾患と歯科用金属アレルギーにつき研究、論文発表。 |
平成2年11月 | 掛川市立総合病院歯科口腔外科医員 |
平成5年4月 | 袋井市立袋井市民病院歯科口腔外科部長 口腔外科部長として多数の入院症例、手術症例、有病者歯科治療を経験。 |
平成5年11月 | 名古屋大学医学部医学博士 粘膜疾患と歯科用金属アレルギーについての論文を提出。医学博士号取得。 |
平成9年10月 | 日本口腔外科学会認定医 学会規定の経験年数、論文発表、入院症例、手術症例をクリアし、 口腔外科学会認定医(当時)取得。 |
平成14年4月 | かすや歯科医院 開院 |
当院では歯科用CT撮影装置を導入して、精密な診査、診断を行い、インプラント治療をはじめ、より高度な治療を行っております。
当院では、世界最小クラスの半導体レーザーを導入し、インプラント手術や歯周病治療などに有効に活用して、よりハイレベルな歯科治療を行っております。
歯科医院では必然的に、微細な粉塵が飛散し、場合によっては出血が起こります。ご存知の方も多いと思いますが、多くは血液を介して、肝炎などの感染症が起 こります。感染症をもった他人の血液に接触し、ウイルスが、直接血管に侵入したり、粘膜の毛細血管などから体内に侵入すると感染の可能性が発生します。
通常の診療で、こうしたことが起こり、感染が引き起こされることは、それほど可能性の高いものではありませんが、可能性がゼロではありません。可能性を限りなくゼロにするけるために、最大限の努力をはらうことが、われわれの責務であると考えます。
ユニバーサルプレコーションという言葉を耳にされたことがあるでしょうか。「全ての方が感染症を持っていても大丈夫なように対策をとっておく」というような意味なのですが、当院ではこれを目指し、感染症対策に積極的に取り組んでおります。
使い捨てにできるものは、患者様ごとに使い捨てにしております。
ピンセットなどの小器具は当たり前として、歯を削る器具(ハンドピース)、入れ歯を削る器具なども患者様ごとに取り替えて、オートクレーブによる滅菌を行ったものを使用しております。
高圧蒸気滅菌器。高圧と高温の蒸気であらゆる微生物を死滅させる機器です。
オートクレーブにかけられないものは薬剤による浸漬消毒、ガスによる消毒を行っております。
歯科診療ユニット(治療用の椅子)の水や空気は、フィルターを通して、衛生上問題ないものが供給されますが、それでも長年のうちに細菌に汚染される可能性もあります。当院ではユニット内部を十分に洗浄、消毒後、人と自然に優しい電解中性機能水を、ユニットに通水させることにより、配管内の細菌の繁殖を抑え、常に衛生的な状態を保っています。
口腔外吸引装置でお口の外へ飛散する目に見ない微細な粉塵、唾液を吸引して、診療台、器具、床の汚染防止を行っております。