歯のホワイトニングは、アメリカでは20年も前から行われてきましたが、ここ数年日本でも急激に関心が高まってきました。
その理由は肌の美白を追求する傾向が強まった結果、白さも気になりだしたことにあると思われます。
ホワイトニングライトの照射イメージまた施術費がリーズナブルになってきたことも大きな要因で、近年ではメイク・スキンケア・ヘアスタイルに続く美容の一つとして、歯のホワイトニングが注目されて始めてきました。さらに女性だけでなく男性のビジネスマン等も口元の好印象を意識して、ホワイトニングを行う人が増えてきました。
芸能界ではTVのハイビジョン化に伴い、ホワイトニングは今後常識化していくとも言われています。
「ホワイトニングは沈着物を落とすだけではなく、歯そのものを白くします」
歯が黄ばんだり変色するのは、下記のような原因があります。
・外来性(エナメル質表面)の変色・・・
食べ物、飲み物などによる色素(ステイン)沈着によるもの。日々の歯磨きでは落とせない沈着物が変色につながります。
・内来性(エナメル質内部)の変色・・・
歯そのもの、エナメル質内部の黄ばみ。多くは薬の服用が原因で変色するものです。代表的な薬は、昭和40年代に出回った抗生物質テトラサイクリン。病気の治療で服用した人が歯の変色を起こすなどの副作用を起こし、後に投与が禁止になりました。
ホワイトニングでは専用ジェルやホワイトニングライトを使い、歯の表面に付着した色素を落とすだけでなく、歯の中にある色素を分解して歯の明るさを上げ、歯自体を白くしていきます(歯のブリーチング)。
医院で行うホワイトニングをオフィスホワイトニングと言います。
当院のオフィスホワイトニングに使用するZOOM(AP)はアメリカシェアNo.1のホワイトニングシステムです。
従来のZOOMに比べて、ライトの進化により、美白効果が一段とアップしました。さらに術中の発熱量が減少し、知覚過敏などの歯に対するダメージが大幅に改善されました。
薬剤は国内メーカーGCの「ティオン オフィス」(過酸化水素35%、過酸化尿素30%)を使用しています。。
※B1色とは、ホワイトニング時に世界的に使用されているカラーガイドの一番白い色です。
※効果には個人差があります。
※テトラサイクリンの方は程度により効果が表れない事があります。
ホームホワイトニングは、自宅にてホワイトニングジェルを流し込んだマウストレーを装着し施術する方法です。ジェルの成分から発生するフリーラジカルにより、歯の中に染み込んでいる汚れを分解し、取り除くことで歯の色そのものを白くします。
ホームホワイトニングは一日2~8時間トレイを装着する必要がありますが、お忙しい方は別の専用ジェルを使用し、一日あたりの装着時間が短いホームホワイトニングタイプを用意しております(ホームホワイトニング:クイックタイプ)。
※ホワイトニング施術時は上記の他に、クリーニング等の保険診療の費用がかかります。詳しくはお電話にてお問い合わせください。