スポーツにはケガがつきものです。
特に動きの速いスポーツ、コンタクト(接触)の多いスポーツでは、顎(あご)や顔面領域のケガの発生率が高くなっています。
マウスガードを装着することで、顎(あご)や顔面領域のケガを防ぐことが出来ます。
当院では、ケガの予防のためのマウスガードの製作のご相談を受け付けています。 お気軽にご相談下さい。
マウスガードは口の中の保護装置で、マウスピース、マウスプロテクターなどとも呼ばれています。マウスガードは外カから顎と□のまわりへの衝撃をやわらげ、歯の破折や、顎の骨折、□の中・口の外の軟組織のケガを防止するものです。脳震盪の予防にもなります。
マウスガードは、上顎の歯につけることが多いのですが、スポーツによっては下のほうにだけ、あるいは上下につけることもあります。
注意
マウスガードにはスポーツ用品店などで販売されている簡易型のものもありますが、□をあけるとすぐに落ちてしまったり、正しい咬み合わせができず、顎関節を痛めるなど、かえって危険なことがあります。歯科医院で型をとって精密に作るものが安全です。
スポーツ先進国アメリカの歯科医師会の報告によると、合衆国内でおこなわれるスポーツの試合中にマウスガードを装着することで、年間200,000件以上の□腔領域のスポーツ外傷を防いでいるとしています。日本においても最近、予防効果が高いという同様な学会報告がみられます。