大阪市天王寺・阿倍野の矯正歯科専門医院「木下矯正歯科」では、診療を行うにあたり、次の3つのコンセプトを掲げています。
矯正治療は咬み合わせのバランスを整え、歯並びを改善する治療法です。その治療効果は、全身の骨格バランスにまで及びます。たった1本の歯の位置を少し移動させることが、患者さんの身体のバランスを変えることにつながることも。また、咬合誘導治療は、お子さんの将来のお口のバランスをも左右します。私たちは、お口の中だけではなく、患者さんの全身の健康や将来の影響まで考えた矯正治療をご提案しています。
歯を1本失うことは命に関わる問題ではないとお考えかもしれませんが、歯がないことでしっかり噛めないとさまざまな不具合が生じます。「噛めない」ことは健康上、非常によくないのです。
反対に、歯並びを改善することでしっかり噛めるようになれば、健康によりよい効果がもたらされます。しっかり噛める歯列を提供して健康で豊かな生活のお手伝いをすることが、私たちの使命だと考えています。
私たちは社会の中で、お互いに関わり合い、コミュニケーションを取り合って生活しています。日々の生活をお互いに心地よく、楽しいものにするために、「歯」は欠かせないもの。歯は、お口周りの筋肉を動かすのに不可欠なのです。
歯がないと表情が乏しくなってしまいます。また、歯並びの悪さが原因で、微笑みの魅力が半減してしまったり、しっかり発音できなくなったりすることもあります。私たちは、矯正歯科治療を通じ、患者さんのお口に理想的な歯並び、健康的な口腔内環境を実現することで、「誰もが笑顔で向き合える社会」に貢献したいと考えています。
歯並び・咬み合わせが悪いと、デンタルケアが十分にできないために、ムシ歯や歯周病といった病気を招きやすくなります。そればかりか、心身への悪影響も小さいものではありません。原因不明の頭痛、肩こり、腰痛、顎の痛み、消化不良は、実は歯並び・咬み合わせが原因で起きる可能性があるのです。また、年頃のお子さんの場合、歯の見た目や息漏れによる発音障害をコンプレックスに感じて、気持ちがふさぎがちになってしまうことも少なくありません。
こういったお悩みは、咬合誘導治療・矯正歯科治療で解決できるかもしれません。歯並び・咬み合わせのお困りごとは、矯正歯科専門医院である木下矯正歯科へ一度ご相談ください。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の歯列全体、もしくは上顎が大きく前に突き出ている状態。いわゆる「出っ歯」。上顎の過成長、下顎の成長が不十分、生まれつき下顎が小さいことで起こる。
下顎前突(かがくぜんとつ)
下の歯列全体、もしくは下顎が大きく前に突き出ている状態。いわゆる「受け口」。食べ物がうまく噛めず、発音にも影響が出る。
上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)
上下の歯列がともに前に突き出ている状態。唇が閉じにくく、転倒したときなどに前歯が折れたり唇が傷ついたりしやすい。
すきっ歯
歯と歯の間にすき間がある状態。顎に対して歯が小さい場合や、先天的・後天的も含めて歯の本数が足りない場合に起こりやすい。目立つだけでなく、食べ物が挟まりやすい。
叢生(そうせい)
歯がでこぼこにズレていたり、重なって生えていたりする状態。顎が小さく歯がきれいに並ぶスペースが足りない、顎に対して歯が大きすぎといった場合に起こりやすい。代表的なのが「八重歯」。
過蓋咬合(かがいこうごう)
正面から下の歯が見えないくらいに上の歯列が下の歯列に深く被さっている状態。深く噛みこんだ歯が歯ぐきを傷つけやすいうえに、物を噛みづらい。場合によっては発音にも影響が出る。
交叉咬合(こうさこうごう)
左右いずれかの奥歯または前歯が横にズレている状態。前歯の中心がズレていることが多い。放っておくと噛む機能が低下し、顔がゆがむおそれがある。
開咬(かいこう)
奥歯を噛み合わせたときに上下の歯にすき間ができる状態。前歯で物を噛み切ることができず、空気が漏れやすいため、発音に影響が出やすい。指しゃぶりが原因となることがある。
矯正治療はいつからでも始められます。お子さんの歯並びに不正咬合の兆しが見えるなら、成長のタイミングを見計らって咬合誘導治療をするなど、できるだけ早めに対処しましょう。また、大人の歯も矯正歯科治療で不正咬合が改善できます。
また、永久歯へ生え替わり、顎の成長が完了した大人は、治療が難しかったり時間がかかったりすると思われがちですが、そんなことはありません。むしろ、成長が完了しているからこそ、計画的に効率よく、精密な歯列の移動が可能なのです。
あなたが気になっているのは、お子さんの歯並びですか? それともご自分の歯並びですか? 当院には、どちらの矯正歯科治療についても豊富な経験を持っております。一度、お気軽にご相談ください。