矯正治療は通常2つの治療ステージから成り立っています。ひとつめは歯並びや咬み合わせの不正状態を改善する治療ステージです(動的治療)。次に後戻りや新たな不正状態の発生を防ぐために行う治療ステージが来ます(保定あるいは静的治療)。
大人や、すでに顔の成長が完了し、大人の歯並びにかわっている青年の場合
自分で治療を思い立った時や、ご家族の方や歯医者さんから勧められたときが矯正治療の最適なスタート時期と考えて良いと思います。治療は動的治療と保定という2つのステージに沿って進みます。最近では中高年の方のシニア矯正も増えつつあります。
子供の場合
思春期成長前の子供では、動的治療を更に2つの時期に分けることがあります(前期治療と後期治療)。
治療を早期に行うことで、不正状態の憎悪を防ぎ、正常な成長発育に近づけることが出来ます。また、永久歯に変わった後の治療(後期治療)を容易にすることが出来ます。
【前期治療が有効ないくつかの例】
(1)出っ歯や受け口、顎の歪みなど骨格的な問題に発展する可能性のある例。
(2)指しゃぶりなどの悪習癖が不正の原因になっている例。
(3)少し顎の幅を大きくすることで、将来の抜歯の可能性を少なくすることのできる場合。
検査の予約は TEL:011-737-2101、または予約フォームからどうぞ。