幼児の治療は体調の良い午前中に行うことをおすすめします。昼過ぎや夕方になると眠かったり疲れていたりと、機嫌が悪くなることが多いためです。
なるべく嘘をついて連れてこないようにして下さい。「見るだけ」「麻酔はしない」などが嘘になってしまうと、かえって嫌がる原因になります。
幼児は歯科治療を嫌がって泣いたり暴れたりすることもあります。汗をかきますので着替えを用意してきて下さい。嘔吐したりおもらしをしてしまう場合もありますので、下着の替えもあったほうが良いでしょう。治療はTシャツなど身軽な服装で受けられるようにしましょう。
号泣するお子さんや、治療の際に吐き気を訴えるお子さんの場合には、食事を抜いたり控えるよう指示されることもあります。嘔吐したものが気管に入ると危険ですから、目を離したすきに食べてしまわないよう、十分注意してください。
待合室ではなるべくリラックスさせるように保護者の方が本を読んで聴かせたり、おもちゃで遊ばせてあげて下さい。
来院の際には、普段ご自宅で使っている歯ブラシとタオル(ハンカチ)をお持ちください。