ひろき歯科の義歯（入れ歯）
歯を失ってしまった場合の治療法の1つが入れ歯を装着することです。一口に「入れ歯」と言っても、歯を失った本数や求める機能・審美性などに応じて様々な種類があります。従来の入れ歯には、「違和感がある・見た目が良くない」という問題点が挙げられていました。しかし現在では義歯の精度が上がり、そのような問題は減少しつつあります。
ひろき歯科では、患者様の費用負担をできるだけ減らし、なおかつ良い入れ歯を作ることに尽力しています。現在使用している入れ歯が合わない、噛みにくいといった問題にも対処いたしますので、ぜひご相談ください。
入れ歯の種類
歯は、ほんの1～2本抜けただけでも食事や会話に支障が出るものです。虫歯や歯周病、事故などで多くの歯を失った場合、歯を補うものを入れなければ生活に大きな支障が出ます。ここでは、失った歯の本数によって使い分けられる「総入れ歯（総義歯）」と「部分入れ歯（部分床義歯）」についてご紹介します。
総入れ歯
口腔内の歯をすべて失ってしまった場合に使用する入れ歯です。すべての歯を人工歯によって補うため違和感が出ることが多く、発音に問題が生じる可能性もあります。こうした問題は、定期的なメインテナンスや慣れなどによって改善されます。
部分入れ歯
何本かの歯が連続して抜けてしまった場合に使用されるのが部分入れ歯です。残っている健康な歯を使用して入れ歯を固定するため、健康な歯に負担がかかります。現在では、こうした欠点を補うための入れ歯も開発され始めています。
保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯
歯科治療には、「保険診療」と「自費診療」の2種類があります。保険診療は国が治療費の一部を負担するもので、非常に安く治療できますが治療法や使用素材は限られます。それに対して自費診療は費用のすべてを患者様が負担する代わり、素材や治療法に制限がありません。ここでは、それぞれの入れ歯を比較します。
保険診療の入れ歯
保険診療に対応する入れ歯の素材は、合成樹脂である「レジン」です。レジンを使用した入れ歯は安価ですが、強度に劣り、劣化しやすいというデメリットがあります。
保険診療の入れ歯の素材
総入れ歯
床…レジン
人工歯…レジン・既製品の陶歯など
部分入れ歯
床…レジン
人工歯…レジン・既製品の陶歯など
バネ…ニッケルクロム合金など
自費診療の入れ歯
金属製の素材を使用することで、しっかりフィットして見た目も自然な入れ歯を作ることができます。熱も伝えやすいため、食事をおいしく摂れることが特徴です。
総入れ歯
床…チタンなどの金属やレジン
部分入れ歯
床…金属
バネ…金銀パラジウム合金・ニッケルクロム合金・白金加金合金など
特殊な入れ歯
ひろき歯科で取り扱っている自費診療の入れ歯をご紹介します。こちらでご紹介するもの以外にも取り扱っていますので、詳しくは当院までお問い合わせください。
シリコンデンチャー
噛み合わせの力が強い方や顎に凹凸がある方は、入れ歯を装着した際に痛みが生じることがあります。この問題を解消するのが、「バイオシリコン」という素材を裏側に貼り付けた入れ歯「シリコンデンチャー」です。優しく歯肉に触れるため痛みを感じることはありません。
ノンクラスプデンチャー
クラスプ（バネ）が使用されていないデンチャー（入れ歯）です。部分入れ歯には基本的に固定用のバネが付いていますが、このバネをなくすことで審美性が高まっています。また、健康な歯に負担がかからないことも大きな特徴です。
