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インプラント治療

インプラント:手術は簡単、でも治療の成功は?

私は現在、東京医科歯科大学付属病院インプラント外来に勤務し3000本を超えるインプラント、困難な特殊埋入手術をしてきました。通常のインプラントの手術はさほど難しくありませんが、治療で成功するのはそう簡単ではありません。
 私の勤務する病院は東京の大学病院ということもあり、全国からインプラントの治療相談の方が見えます。
 インプラント治療を成功に導くには、その特殊性を理解する必要があります。
 歯は骨と歯根膜と呼ばれる繊維でつながれており、噛んだ時にこの歯根膜がクッションの役目をして歯を守っています。
 しかし、インプラントはクッションがないので様々なトラブルが起こります。
 インプラントの噛み合わせが高いと、インプラントと噛む歯に過度の力がかかり、歯周病になったり痛みが出たり、インプラントが障害を受けたりします。
 逆にインプラントの歯を低く小さく作ると、前後の歯に過度の力がかかり同様の障害を受けます。
 また、噛みにくいので反対側の歯で噛む癖がつき反対側の歯に障害が出ます。
 インプラント治療で健康を回復し維持するには、虫歯や歯周病の健診だけでなく、噛み合わせの検診・調整をすることが重要です。
 当院ではインプラントも含め口腔総合医療を心がけ、患者さんのお口に最適な健康づくりを目指しております。

インプラントは魔法の歯? いえいえ、そうではありません。であれば!

インプラントとは英語で移植されたもの。
 つまり、生体に移植された異物ということです。
 歯に被せた、あるいは詰めた物も大きな意味ではインプラントです。
 人の体は自分自身を守る為に体に入ってきた細菌、異物を排除します。
 臓器移植を受けた人は移植臓器を体が異物と認識し、拒否反応を起こさせない為に免疫抑制剤の投与が必要です。
 インプラントも同じで体が異物と認識すれば排除され、抜け落ちてしまいます。
 しかし、ある意味でインプラントは抜け落ちるから安全なのかもしれません。
 金属のアクセサリーや衣類は自分で簡単に外すことが出来ますが、歯に被せた金属、歯科材料は生体が拒否しても外れないので種々の病気の原因となることがあります。
 歯科治療は体にやさしい材料でやさしい治療が必要です。
 インプラント治療の失敗は、材質、術式、噛み合わせ、細菌感染、そして、体の免疫反応によります。
 チタンインプラントは生体の免疫機構に気づかれず、生体に留まっているのですから、ある意味、魔法の歯かもしれません。
 インプラントが健康で長く機能するためには、特性をよく認識し、体が受け入れやすい素材、術式で安全に手術、処置をすべきです。また、外国にお仕事、その他でよく出かけられる方は世界中どこでもメインテナンス、トラブルに対処できる例えば、ブロネマルクなど信頼できるメーカーのインプラントにこだわる必要があるかもしれません。
 大学病院にはそのような外国の方も来院され対処いたしております。当院ではインプラントも含め健康になるための総合歯科治療を心がけています。

基本情報

横浜デンタルオフィス
院長清水 紳

234-0054
神奈川県横浜市港南区港南台8-35-6

045-833-5616

診療科目
一般歯科、インプラント、審美歯科、口腔外科、予防歯科
駐車場
あります
休診日
木・日・祝
アクセス方法
●JR京浜東北線 洋光台駅・港南台駅より バス8分

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