あまり診てないのに「抜いたほうが早い」と言われたことはありませんか?
確かに抜いた方が良い場合もあります。
しかしその結論に至るまでの理由や、他の方法だとなぜ良くないのかなど、
詳しい説明がなければ「どうして抜かなきゃいけないの?」と不安になってしまうでしょう。
当院では親身になった心のある診療を心がけています。
患者さまの現在の状態をよくお伝えし、最良の治療方法を一緒になって考えていきます。
虫歯をはじめ、「歯並びを治したい」「子供の歯の健康が気になる」など歯に関すること
なら何でもお気軽にご相談ください。
院長 横山 伸二
不正咬合(悪い歯並び)の中で、歯の大きさとあごの大きさのアンバランス、つまり顎の大きさの割には
歯が大きすぎるということが原因でおこる乱抗菌や、八重歯が最近特に増えてきているようです。
これは遺伝的なことが考えられ、例えばお父さんが大きな顎と大きな歯をもちきれいな歯並びで、
お母さんが小さな顎と小さな歯できれいな歯並びの場合でも、お子さんがお父さんの大きな歯と
お母さんの小さな顎を受け継いだ場合には、歯並びが悪くなります。
このことが原因でおこる不正咬合は4~6才くらいである程度予測することができ、
そしてこの時期から永久歯と乳歯が交換する時期にかけて乳歯を早め早めに抜き、最終的に
永久歯を上下左右1本ずつ計4本間引く方法で、予防することができます。(連続抜去法)
もちろん本格的な矯正治療とは異なり、装置をつけないで多少の隙間や凸凹は残る可能性は
ありますが、放置するよりはかなり良い結果が得られます。これは症状にもよりますが、
9才~12才以上になるとこの方法は不可能になり、本格的な矯正治療でしか治療できなくなってしまいます。