私たちは毎日食べる、話す、笑う・・・
どれだけお口を動かしているでしょう?
でも、ご自分のお口の中を意識していますか?
何も気にならないのが普通の状態ですね。
だからこそ、ちょっと具合が悪くなると、気になって自然に食べられない、話せない、笑えない・・・
このような毎日は、クオリティオブライフ(QOL、生活の質、満足度)が低下しています。
眞美デンタルオフィスが大切にしているのは、おいしく食事をして、気持ちよく話すことができ、そして思い切り笑うことができる、そんな毎日を長く続けるためのお手伝いをさせていただくことです。
痛いときだけではなく、「何も意識しないで噛める、話せる、笑える時間」に来院していただき、健康なお口の中の状態を意識する時間と場所も提供する歯科医院でありたいと思っています。
当院では、保存治療(う蝕や歯周病の治療)認定医・認定指導医の資格を有した院長と 補綴治療(かぶせ物や義歯の治療)認定医・認定指導医の資格を有した副院長が、来院された方一人一人の状態を十分に検討させていただいた上で以下の診療方針に基づき 治療にあたらせていただきます。 私どもの診療方針にご賛同いただける方の来院をお待ちしています。
●インフォームドコンセントが得られるように努めます
来院された方に最も適した治療をご説明し、十分に納得した上で治療を受けていただきたいと思います。そのためにも当院は診療室を全て個室として、他の患者さんに気兼ねなくお話をしていただけるようになっています。疑問点や不安を残したまま治療を受けていただくのは私どもの本意ではありません。どうぞ歯科医師や衛生士に何でもお話しください。
ご理解が得られるまで、治療についての説明をさせていただきます。
●できる限りご自身の歯を守ります
なるべく抜歯はしない、という治療が主流になっています。
今、さらに進んでなるべく歯を削らない、歯質そのものも大切にする。
そのような考え方が認識されつつあります。これをミニマルインターベンション(MI)と呼んでいます。治療のダウンサイジングです。一度削った歯は元には戻りません。歯髄(一般に言う神経)も可能な限り残して、歯本来の弾力を失わないようにします。
ご自身の歯をできる限りたくさん残して長く使っていただけるような治療を心がけます。
●プラークコントロールを徹底します
口腔内には細菌がたくさん住み着いていて、う蝕や歯周病を引き起こします。この細菌の数をできるだけ減らすことがプラークコントロールです。細菌はブラッシングの不足やそれに伴う歯石の付着という汚れの除去不足や、う蝕の穴や合わなくなってしまった充填物や冠の間隙などの形態的条件によって簡単に増殖してしまいます。
細菌の数を病気が発生しない範囲に維持していくことが大切です。
基本となるブラッシングは重要なホームケアです。
これは特に歯周病の方にとっては、高血圧の方の塩分制限や糖尿病の方のカロリー制限のように治療の一環として捉えています。
当院ではお一人お一人の担当衛生士が、継続的に口腔ケアを行わせていただきます。
●メンテナンスを大切にします
治療が終了したらそれでずっと口腔内の状態は維持されるでしょうか?
前の項目でお話したように、細菌はゼロにはならずに常に住み着いています。
ご自分でブラッシングをきちんとされていても届かない場所もあります。
このまま時間が経つと、細菌は強い殻をまとって、専用の機器で機械的に破壊しないと除去できない状態になります。これらの機械的な除去は、来院していただいて、私どもが行わなければなりません。
治療が終了しても、定期的にこの専門家による口腔清掃を行うことで良い状態が維持されます。
期間はお一人ずつ異なりますが、治療が終了した方皆様に 口腔内のメインテナンスをさせていただきたいと思います。
当院では感染対策に特に配慮しています。
使用器具は可能な限り滅菌、もしくはディスポーザブルとして治療に使用します。器具の材質上、高温や高圧力の滅菌が不可能なものは、十分な薬液消毒を行います。診療台周囲に置いたままにしてある治療器具は一つもありません。それぞれの治療時に必要なものだけを消毒コーナーよりワゴンで運び常に清潔な状態で治療に使用します。
また口腔外バキューム、空気清浄機を設置し、診療室内の空気の汚染防止にも努めております。
●セカンドオピニオンについて
一つの病気に対する治療法は必ずしも一つではありません。
ご自分の大切な歯を納得のいくような形で治療しようという思いを大切にされる方は、いろいろな意見を求められているでしょう。
どうぞセカンドオピニオンを得るためにも当院をご利用ください。
また当院を受診された方が、たくさんの意見を必要と感じられるのであればセカンドオピニオンを求められることをお勧めします。
「全ての方に治療・設備・信頼関係のどれもにご自身が一番納得する歯科治療を選択していただきたい。」というのが当院の願いです。