今までの歯科医療は出来た虫歯を削ったり抜いたりする治療が主体でした。
しかし、虫歯を治療しても、その原因が改善されていなければまた虫歯ができてしまいます。
当院では予防歯科を実施して虫歯の原因を取り除くことをしています。
口腔内検査
一般的な口腔内の検査とレーザー虫歯検知器をつかった虫歯の有無歯周病の検査、歯磨きチェックを行います。
その後、予防ケア(PMTCなど)を実施していきます。
Professional(ドクターや衛生士などプロによる)
Mechanical(専用の機械をつかった)
Tooth(歯の)
Cleaning(クリーニング)
専用の機械とフッ素の含まれた非常に細かい粒子の歯磨き粉をつかって歯のクリーニングをします。
歯の表面にはバリアーに守られた虫歯菌や歯周病菌などの様々なばい菌が存在していて、
普通に歯磨きをしているだけではこのバリアーを破壊できず本当のクリーニングにはなりません。
PMTCでは、このバリアーを破壊してこれらのばい菌を効果的に取り除き、歯の表面をつるつるにして歯垢を付きにくくします。
PMTCの後に3DSをおこなうと、より効果的にばい菌の除菌が出来ます。
フッ素とキシリトールの配合された虫歯予防のジェルです。フッ素は虫歯の増殖を抑制し虫歯に対して歯を強くします。
キシリトールは、虫歯の原因である虫歯菌の酸を作らせないようにします。
歯磨きの後に、歯ブラシや指にこのジェルを小豆くらい盛っては全体に塗ります。
虫歯の出す蛍光反応を感知するレーザー装置を用いて虫歯の進行具合を0~99の数値で表示します。
30までなら削らずフッ素塗布などで様子をみていきます。
30以上は虫歯治療が必要です。これを使えば虫歯で削るリスクを最小限にすることが出来ます。