ﾎﾜｲﾄﾆﾝｸﾞは医院内で行うｵﾌｨｽﾎﾜｲﾄﾆﾝｸﾞと自宅で行うﾎｰﾑﾎﾜｲﾄﾆﾝｸﾞに大別されます。 当院では漂白剤の濃度が低く安心して使っていただける ﾎｰﾑﾎﾜｲﾄﾆﾝｸﾞ（松風ﾊｲﾗｲﾄｼｪｰﾄﾞｱｯﾌﾟ）を中心におすすめしています。
１．加齢により生じる黄ばみ
２．ｺｰﾋｰやお茶などの食物摂取による着色、タバコによる変色
３．細菌性の変色
４．全身疾患による変色（重度でないもの）などです。
１．口腔内診査後にﾎﾜｲﾄﾆﾝｸﾞの説明をします。
２．歯石除去や歯面清掃・研磨により表面の着色を取り除きます。
３．歯型を取りﾄﾚｰを作成。
４．ﾄﾚｰをして試適・調整し使用方法を説明。
５．自宅でﾎﾜｲﾄﾆﾝｸﾞ。ご自分のﾍﾟｰｽで1日２時間、2週間を目安に実施していただきます。
６．効果を確認し、必要に応じて実施を継続・反復します。
漂白後はｺｰﾋｰやお茶の摂取、喫煙により再度着色することもあります。定期的受診と歯面清掃を受けてください。
コアとは被せ物を必要とする歯の土台となる材料で根に差し込みます。従来コアは金属材料が主流でしたが、ある確率で根の破折が生じる原因のひとつでした。グラスファイバーを主材料とするファイバーコアポストは、歯に近い弾性で衝撃を吸収し歯へのストレスを軽減します。加えて金属と違い材料が透明感を有するため、より審美効果の高い被せ物を作ることが出来ます。そうすることでコアも被せ物も一切の金属を使用しない仕上がり（メタルフリー）となるため、金属アレルギーの方でも安心していただけます。
被せ物や部分的詰め物をセラミックで作ります。天然歯のような透明感や色調が得られ、長期的に安定した性質をもち変色や着色が生じないため審美治療には欠かせない材料です。すべてをセラミックだけで作るオールセラミックはファイバーコアポストとの併用により、さらに自然な仕上がりとなります。金属冠の上にセラミックを盛り付けて作るのはメタルボンドです。１歯単独の被せ物以外に連結冠やブリッジとするのに有用な方法です。セラミックに樹脂を混ぜて作るのはハイブリットレジンです。オールセラミクより柔らかく金属アレルギーの心配がありません。いずれも治療する歯の状態、条件により適材適所に使い分けることになります。最近ではより強度が高くなったジルコニアセラミックという材料の応用も始まりました。
