歯を失ったときはインプラント治療を行なうことで、もともとの歯と同じように「噛める・味わえる」ようになります。
しかし、インプラントは自費治療のため健康保険が使えないため、選択できない方もいらっしゃいます。
そういう場合は、入れ歯による治療をお勧めしています。
なお当クリニックでは、「他医院で作ったけれど合わない」「入れ歯が壊れた」などの場合に、調整や修理も承っています。
ところで「入れ歯は痛くて噛めない」「入れ歯は硬いものは噛めない」などと、入れ歯の評判は世間的に良くはありませんが、お口全体の治療計画をしっかり立てて、適応症にあった入れ歯を作ることで、ある程度は噛めるようになります。
【部分入れ歯】
【総入れ歯】
一般的に知られている入れ歯の種類ですが、歯の一部が残っていてそれに留め金(クラスプ)をかける「部分入れ歯」と、歯が全く無い方のための「総入れ歯」に分けられます。
また部分入れ歯・総入れ歯とも、使う素材や形状、留め金の種類によっても多くの物があります。
レジン床総義歯
保険適用の入れ歯は、樹脂で作るために、自費の金属床義歯と比べて審美性や耐久性は劣ります。
また保険で入れ歯を作った場合、一度作ると6ヶ月経過しないと歯科医院を変えたとしても、次の入れ歯の作り直しはできません。
金属床総義歯
入れ歯の一部を薄い金属(チタン、金、ニッケルクロム、コバルトクロムなどの合金)で作るため、樹脂よりも薄く耐久性があり、食べ物の温度を感じられることや清潔で維持しやすいことが特徴です。
レジン床マグネット義歯
入れ歯側にマグネットを取り付け、歯の根の上においた金属に磁力で吸着をさせる方法です。
部分床義歯
残っている歯に精密に加工した留め金(クラスプ)をかけて部分入れ歯を安定させます。
インプラント義歯
インプラントを顎の骨に数本埋め込み、その上に入れ歯を固定する装置を取り付け入れ歯をガッチリと固定させます。