妊娠すると、ホルモンバランスの変化やつわりによる歯みがき不足などが原因で、歯肉が腫れやすくなったり、むし歯になりやすい状態となります。
重度の歯周病により、早産・低体重児出産の頻度が高まる可能性も報告されています。
お母さんのお口の中の健康状態が、生まれてくる赤ちゃんに大きく影響しますので、できるだけ妊娠12週~27週頃に歯科健診を受けましょう!
平成24年10月1日から、横浜市の事業として「妊婦歯科健診事業」が開始されました。
妊娠をされたお母さんが、各区の福祉保健センターで母子健康手帳を交付される際に一緒に「受診券」が交付されます。
既に手帳の交付を受けているお母さんは、各区の福祉保健センターにお尋ねください。
また妊娠16週前後以降の安定期に入りましたら、受診券をお持ちになり予約のうえ受診してください。
妊婦歯科健康診査の詳細
対象者
横浜市内に住民登録のある妊婦の方
健診回数・費用
妊娠期間中に1回。費用は無料
健診実施医療機関
当クリニックを含む、横浜市内の一部の歯科医療機関
受診方法
ご予約後、来院時に「妊婦歯科健診受診券」を提出します。
※受診券は各区の福祉保健センターで交付されます。
※母子健康手帳交付時に受診券は交付されます。
健診内容
虫歯や歯石の付着状況・歯肉の炎症の有無など診査し、結果をご説明させていただきます。
なお安全重視のため、レントゲン写真の撮影はおこないません。
受診時の持ち物
妊婦歯科健康診査 受診券
母子健康手帳
産婦人科の診察券
注意事項
※ 健診の結果、治療が必要な場合は、医療保険による治療費がかかります。
※ 市外に転出された方は、受診券は使用できません。
※ 実施医療機関以外では、受診券は利用できません。
受診券の交付を受けず、歯科健診を受診した場合の費用の払い戻しは行いません。
※ 受診券を利用できる期間は、妊娠期間中のみです。
出産後は使用できませんのでご注意ください。